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最新記事【2006年07月18日】

ワームに対しては、ウイルス対策ソフト会社側が対策を講じており、こういったウイルスに感染する前に検出できるパターンファイルを更新し、または感染後に駆除を行うワクチンツールを配布しています。
マイクロソフト側でも2005年10月のWindows Updateプログラムの中にWinnyのウイルスを駆除できる「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」を同梱しました。
マイクロソフトは、2005年11月に、1ヵ月間でこのWindows Updateにより20万件以上のウイルス除去に成功したと発表しました。

しかしながら、上記マイクロソフト配布の削除ツールはWindows XP、2000にしか対応していません。
そのため、Windows2000以前の古いバージョンのWindowsではマイクロソフト製の対策ツールを使用して駆除することはできません。
また、「ウィニー(Winny)」を使っているユーザーのほとんどが日本人の為、これらウイルスに感染するユーザーもまた日本人が大半となります(事実、マイクロソフトが発表した駆除報告においても、ワーム感染PCの99%は日本語Windowsであったことが報告されています)。
そうすると、世界規模でのウイルスへの対応が優先される各ウイルス対策ソフト会社の対応はどうしても遅れがちになり、その後もウィニー(Winny)を感染源とするウイルス感染者が続出しました。
とりわけ、官公庁でのウイルスによる機密データ流出が、立て続けに報じられました。

ウイルス対策ソフトを提供している企業などではウィニー(Winny)の起動を止める、またはウィニー(Winny)を検出、削除するツールを無料で提供することになりました。
ただし、家族など1台のパソコンを数人で共有している利用者には効果があるものの、ほとんどの利用者は1人1台でパソコンを利用しており、そういった場合はウィニー(Winny)を利用していると自覚している為にこの種のツールをインストールすることが無い為、効果は薄いとされています。

現状のウイルスについては、2006年3月11日に行われた講演で、金子勇氏はウィニー(Winny)のプログラムを少し書き換えるだけでウイルスの拡散防止が出来るが、裁判で著作権幇助に関する罪状で係争中であり、ウィニー(Winny)の更新が出来ない現状であると述べました。
ウイルスについてもしウィニー(Winny)のプログラムで対策を行ったとしても、それに対応しないウイルスが出てくる可能性があり、ウィニー(Winny)のバージョンアップを頻繁に行わなければならなくなるとも述べました。

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